日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会埼玉県地方部会 埼玉県耳鼻咽喉科医会

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会長挨拶


日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会埼玉県地方部会
会長 菅澤 正

ご挨拶

6月6日付けで加瀬前会長に代わり、地方部会長に就任いたしました、埼玉医科大学国際医療センター頭頸部腫瘍科・耳鼻咽喉科の菅澤です。埼玉医科大学に2005年に赴任し、16年間主に頭頸部がん治療に従事しておりました。この間、一般耳鼻咽喉科診療に携わる機会はわずかでございましたが、専門外の様々な分野で着実な進歩を感じておりました。

そんな中、近年の耳鼻咽喉科を取り巻く社会環境の変化は著しく、とりわけ、昨年来のCOVID-19パンデミックは、耳鼻咽喉科に大きな打撃をあたえております。このような重大な時期に、地方会の舵取りを任され、その責任の重さに身の引き締まる思いです。

さて日本耳鼻咽喉科学会は、本年5月学会名を耳鼻咽喉科・頭頸部外科に変更いたしました。感染症から感覚器の標語の基に、社会の変化に対応して耳鼻咽喉科の扱う領域の拡張に向けて、色々模索されております。此の動きはCOVID-19による耳鼻咽喉科外来患者数の大幅な減少を受け、更に加速しております。

埼玉県の耳鼻咽喉科に与えられた課題も、本県の特徴である医師不足に由来するもの、人口の急速な高齢化に伴うもの等多数ございます。加瀬前会長時代からの検案である、救急事業も多くの先生のご協力で軌道に乗りつつありますが、一部の先生のご負担が大きいのも現実です。難聴と認知症、嚥下障害などは高齢化に伴い耳鼻咽喉科がより積極的に関与すべき領域ですが、現状はまだ十分なものではありません。学会の事業は学事以外に、学校保健、医事問題、福祉関係など多様で、現場の先生のお力に頼らざるを得ない領域も多くあります。臨床耳鼻咽喉科医会も徐々に体制が整備されてきましたので、学会、医会が車の両輪となって、緊密な協力の下、埼玉県耳鼻咽喉科の発展に寄与したいと思っております。

そのためにも会員諸先生の御指導、御協力が必須ですので、ご協力の程、宜しく御願い申し上げます。





埼玉県耳鼻咽喉科医会
会長 登坂 薫

ご挨拶

令和3年6月の役員会選に伴い地方部会は加瀬康弘会長から菅澤正会長に、医会は谷本秀司会長から、私登坂薫に改選されました。どうかお見知り置き下さい。

今まで埼玉県は日本耳鼻咽喉科学会地方部会と埼玉県耳鼻咽喉科医会が一体として運営されて来ました。しかし日本臨床耳鼻咽喉科医会の設立に伴い、埼玉県では総体的な仕事の内容は変わりませんが、地方部会と医会の役割分担を行い別組織として運営する事になりました。昭和49年にできた会則を変更し、現実に見合ったものにしました。

医会は埼玉県地方部会より委託を受けた諸事業を行いますが、委託された事業に必要な費用は地方部会よりの収入として計上するので、医会会費は別途徴収致しません。しかし日本臨床耳鼻咽喉科医会は別途会費が必要で、未払いが続くと自然退会になりますので、ご注意ください。

これからも地方部会と医会は表裏一体となり、会員の皆様のお役に立ちたいと思う所存であります。